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サックアウト

「suck out」
非常に高い確率で勝てるはずの強い手が逆転されて負けてしまうこと。

同義語:バッドビート

サイドポット

「side pot」
3人以上が参加しているハンドで、うち一人がオールインになった後、残りのアクティブプレイヤーがさらにベットをした場合にできるポット。
例えばフロップでポットが$10、プレイヤーAが残り$5持ちでプレイヤーBとCが$20持ち。
Aが$5のオールインをしたとする。BとCはコール、ポットは合計で$25となる。これは「メインポット」と呼ばれ、全員に獲得権利がある。
ターンでBが$10のベットをし、Cがコールする。Aは既にオールインしているのでチップは入れられない。
このときできる10(B)+10(C)のポットをサイドポットと呼ぶ。このポットは、チップを入れたBとCに獲得権利がある。

説明を読んでもいまいちピンとこない用語の一つ。
何故こんな面倒な処理を行うのかと言えば、「自分の持ちチップ量×参加人数、以上のチップを獲得することはできない」というポーカーの原則があるため。
もしこの原則がなければ、A($1)とB($1000)とC($1000)が全員オールインして、Aが勝ったら$2001獲得、というリスクとリターンが全く釣り合っていない理不尽な状況が起きる。

オールインプレイヤーが複数いると更にややこしい。オンラインは自動でやってくれるのでまだ良いが、ライブだとディーラーが間違えてしまうことも。
人任せにせずに自分で計算しておき、ディーラーが間違えたら「間違ってますよ」と主張しよう。
間違えたディーラーを責めてはいけない。ポーカーは自己責任のゲームでもある。